ミニョン☆の備忘録

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なぜ認知症を持つ人は嫌な思いをしたことはよく覚えているのか?

●感情を伴う記憶は残りやすい 認知症では感情を伴う記憶は残りやすいと聞いたことがありませんか?それは脳の働きが大きく関係しています。脳の中に「扁桃体(へんとうたい)」と呼ばれる部位があり、ここは人の感情のなかでも快・不快を感じる場所なのです。そしてこの扁桃体、記憶と関係が深いことで有名なあの「海馬」のすぐ近くにあるのです。ですから、快・不快などの感情を伴う記憶は扁桃体からすぐに海馬に伝わるため記憶が残りやすいのです。 ●ネガティヴな感情の方が強く残る? 少し自分に置き換えて考えてみて下さい。きっと楽しいとか嬉しいと感じたことはよく覚えているはずです。しかしそれ以上に嫌な思いをしたことを覚えていないでしょうか。子供の頃のことはほとんど覚えていなくても親に怒られて嫌な思いをしたことは大人になっても覚えているとか、長年一緒に暮らしているご夫婦でも結婚当初にご主人に言われた心無い一言が忘れられないとか。思い当たることがあるのではないでしょうか。 嬉しいとか楽しいという快の感情ももちろん残るのですが、一般的には快よりも不安や恐怖などの不快のほうが強く残ってしまうといわれます。その理由については諸説ありますが、恐怖や悲しみといった負の感情の方が、心身の健康(生命の安全)を脅かす危険があるから、扁桃体を刺激しやすいのではないかといわれています。